第11回 週刊『トラの小言』正常歩行における骨盤の運動
2020/05/26
正常歩行を知ることによって、患者さんの何が異常なのかを見つけることが出来ます。
動作分析の観方としては、何が足りなくて、何が過剰なのかを見るといいです。
その異常を見つけた後は、可動域なのか筋力なのか筋持久力なのか感覚の問題なのかなど、
検査をして治療に進みます。
問題点が解決したにもかかわらず、歩行動作が良くならない場合は、
指導したり、介助をして動作訓練を行います。
徐々に介助量を減らし、自立に向けていきます。
運動学的には、歩行時重心の上下の振幅は5㎝、側方には3㎝(6㎝の振幅)、骨盤の回旋は片側4°(両側で8°)、骨盤の傾斜は5度起こります。
動作のできない場合で筋の張り、痛みなど不調があったときは、まずはタウトニングから。おススメです!
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理学療法士として14年間病院勤務を経て、2013年これまでにない新しいボディコンディショニング方法を推奨する団体・WBC institute 一般社団法人を設立。関節や皮膚などのコンディショニングを行うことで心身の不調を改良することを目的としている。ボディコンディショニングスペースHOT(広島県広島市)代表。
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